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お彼岸の猫

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昨日はお彼岸の中日だったわけだが、彼岸やお盆の時期に猫の具合が悪くなる時がある。

2年前のお盆にはドマがおかしくなった。

部屋に一緒にいると真顔でじっとある方向を凝視する。

人間が見る限り、そこは普段と変わっているところは何もない。

でも何か恐ろしいものを見たかのように、ダッシュして走り去る。

普段、たらたら歩いているだけなので、本気で走るところはめったに見られない。

まして室内で走ることはない。

これもお盆の期間だけで、終わってしまったらいつものドマに戻っていた。

お盆の2週間前にヨキが失踪(多分死んでいる)してしまったので、

ヨキが帰って来ていたのかなぁ、とうちのと話した記憶がある。


またその年の彼岸には、右前足を曲げたまま地面につけられなくなった。

ひどく痛いようだったので、病院に連れて行って、

レントゲンやら触診やらしてもらったが全く問題なし。

翌日には治ってしまっていた。


そして昨日は、キヨの調子が変であった。

いつも他の猫の餌を奪う勢いで食べるのに、朝食をあまり食べない。

元気もない。

何かに怯えているようで、落ち着きがない。

ご飯時には催促してよく鳴く猫なのに、鳴かない。

声がよく出ないようなのだ。

口内炎でもあるのかもしれないと心配したが、

どうやら普段寝たり餌を食べたりしている居間に近づきたくないようだった。

それが分かったのは、隣の倉庫にいるキヨに餌を持っていくとバリバリ食べるのを発見したからである。

こんなことは初めてである。

ドマの例もあるし、明日まで様子を見て、まだ元気がなかったら、病院に連れて行こうということになった。

そして本日、すっかり元気になって、ニャアンニャアンとくねくね餌を要求する、いつものキヨに戻っていた。


山師は、お彼岸やお盆、山祭りの日は仕事をしないが、そこにはなんかあるのでしょうね。

妻はお彼岸の中日には地獄の釜の蓋が開くんだと言い張っている。



by binchosan | 2016-09-23 19:27 |

紀州備長炭、土佐備長炭と並ぶ三大備長炭の産地、日向。日向の国、宮崎県の宇納間で備長炭を焼いています。お問合せは domasama8080@gmail.com


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