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E2025TS  CS251T

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新ダイワ E2025TS 。共立だとCS251Tの品番で共立カラーで出ています。
片手で扱えるので、原木のでっぱっている節を取ったり、
枝払いの中途半端なところを整えたりするのに最適です。
こういう仕事をしておくと炭になった時、お客様が焼き台に炭をきれいに並べることができます。


さて、このチェンソー、軽いのはいいのだけど切削スピードが遅すぎる。
フルスロットルで原木を伐っていくのを眺めながら、遅いなぁと思うことが多いのです。
でも、超小型チェンソーであることを考慮すれば文句を言うのは当たらないわけで、
逆にサイズの割には立派なパワーを発揮してると考えるべきです。


それでもイライラすることもあって、ノーマルの.050ゲージのガイドバーを
スチールのMS150の .043ゲージのものに変えてみました。
それに伴い、ソーチェンもスチールの71PM3 を使うことになります。
ガイドバーにオイル穴を新た開けなくてはならないし、
ソーチェンのコマ数も何コマになるか分からないので、
改造は機械屋さんにお願いしてやってもらいました。


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使用感は、
びっくりするくらい切削スピードが上がると同時に振動も低減。
ゼノア37の21BPを95VPXに変えたとき以上の変化です。
パワーがない分、アサリが小さくなったことが大きく影響するのかもしれません。


あとはソーチェーンの強度が問題ですが、
MS192 、MS193にピコマイクロミニ3が使われていることを考えると、
71PM3もそこそこいけるのではないかと楽観しています。
それにこれだけ伐れるのであれば、1本のソーチェンで3~4窯分仕事をしてくれれば元は取れます。


スギハラさんやツムラさんに、国産チェンソー用の .043ゲージのガイドバーを作っていただきたいものです。
オレゴンさんにも、043ゲージ、1/4ピッチのソーチェンをお願いしたいところです。
枝打ちや造園業などで、需要は結構あると思いますよ。



by binchosan | 2017-08-14 17:42 | 道具(チェンソーなど)

紀州備長炭、土佐備長炭と並ぶ三大備長炭の産地、日向。日向の国、宮崎県の宇納間で備長炭を焼いています。お問合せは domasama8080@gmail.com


by 奥井製炭所