
と言うのも、窯が冷えて中で修理作業が始められるまでの間、
余熱で生木を乾かしていたのだ。
この乾燥方法は、生木を窯に投入するタイミングが難しい。
あまり早いと、燃えて全部灰になってしまう。(何回かやってしまった)
と言って遅くなるとあまり乾かない。
今回はうまくいって、きれいに乾燥した。
これで一月分ぐらいは確保できたと思う。(桜8割、ナラ、カシ1割ずつ)
余談だが昔は日窯という小さい窯があって、
窯出しした直後の窯にすぐさま次の炭木を放り込んで、
次の日かその次の日が窯出し、そしたらまた次の炭木をすぐ入れるという、
余熱だけで白炭を作る製法もあったらしいです。