窯くべ
2013年 06月 06日
小窯の天井もそこそこ何とかなりそうなので、ようやく窯くべ。
窯に入ると当然冷めている。
冷めていると言っても、窯の中に3分もいると汗をかく温度だ。
昔は出しくべと言って、夜中に窯出しを始めて、朝に出し終わり、
昼から窯くべをしていたという話をよく聞く。
もちろん窯はとんでもなく熱いので、下駄を履き、濡れ布を頭からかぶって、
窯に入っていったそうだ。
「窯ん中で息をするなよ!肺が焼けるって言ってのう」
「あんたらはそげなことはせんでいい。寿命が縮む」
そういう話をしてくれる年寄りがこの辺りにはたくさんいる。
窯出しの次の日であっても、本能的に身の危険を感じるほど熱いので、息をしようという気にはならない。
耳はタオルで覆っていないとちりちりしてとても痛い。
もし窯の中でこけたらとんでもないことになるだろう。
ぐるっとドイ回りに炭木をくべると、炭木がドイからの輻射熱を遮断してくれるので、
少しは落ち着いて仕事ができるようになる。
それでも頭のてっぺんだけはとても熱い。
とりあえず今回は楽勝で窯くべ終了。
その代わり窯が冷えている分、窯出しは遅れるだろう。
窯に入ると当然冷めている。
冷めていると言っても、窯の中に3分もいると汗をかく温度だ。
昔は出しくべと言って、夜中に窯出しを始めて、朝に出し終わり、
昼から窯くべをしていたという話をよく聞く。
もちろん窯はとんでもなく熱いので、下駄を履き、濡れ布を頭からかぶって、
窯に入っていったそうだ。
「窯ん中で息をするなよ!肺が焼けるって言ってのう」
「あんたらはそげなことはせんでいい。寿命が縮む」
そういう話をしてくれる年寄りがこの辺りにはたくさんいる。
窯出しの次の日であっても、本能的に身の危険を感じるほど熱いので、息をしようという気にはならない。
耳はタオルで覆っていないとちりちりしてとても痛い。
もし窯の中でこけたらとんでもないことになるだろう。
ぐるっとドイ回りに炭木をくべると、炭木がドイからの輻射熱を遮断してくれるので、
少しは落ち着いて仕事ができるようになる。
それでも頭のてっぺんだけはとても熱い。
とりあえず今回は楽勝で窯くべ終了。
その代わり窯が冷えている分、窯出しは遅れるだろう。
by binchosan
| 2013-06-06 21:04
| 窯仕事