日向の国の備長炭 奥井製炭所 紀州備長炭、土佐備長炭と並ぶ三大備長炭の産地、日向。日向の国、宮崎県の宇納間で備長炭を焼いています。お問合せは domasama8080@gmail.com

窯くべ

小窯の天井もそこそこ何とかなりそうなので、ようやく窯くべ。f0289033_20342955.jpg
窯に入ると当然冷めている。
冷めていると言っても、窯の中に3分もいると汗をかく温度だ。

昔は出しくべと言って、夜中に窯出しを始めて、朝に出し終わり、
昼から窯くべをしていたという話をよく聞く。
もちろん窯はとんでもなく熱いので、下駄を履き、濡れ布を頭からかぶって、
窯に入っていったそうだ。
「窯ん中で息をするなよ!肺が焼けるって言ってのう」
「あんたらはそげなことはせんでいい。寿命が縮む」
そういう話をしてくれる年寄りがこの辺りにはたくさんいる。
窯出しの次の日であっても、本能的に身の危険を感じるほど熱いので、息をしようという気にはならない。
f0289033_20345352.jpg耳はタオルで覆っていないとちりちりしてとても痛い。
もし窯の中でこけたらとんでもないことになるだろう。
ぐるっとドイ回りに炭木をくべると、炭木がドイからの輻射熱を遮断してくれるので、
少しは落ち着いて仕事ができるようになる。
それでも頭のてっぺんだけはとても熱い。

とりあえず今回は楽勝で窯くべ終了。
その代わり窯が冷えている分、窯出しは遅れるだろう。
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by binchosan | 2013-06-06 21:04 | 窯仕事 | Comments(0)