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日向の国の備長炭 奥井製炭所 紀州備長炭、土佐備長炭と並ぶ三大備長炭の産地、日向。日向の国、宮崎県の宇納間で備長炭を焼いています。お問合せは domasama8080@gmail.com

稽古は楽しい

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炭焼きになってから、肉や魚を炭で焼くようになりました。
それまで炭を使ったことはなかったです。
なのでコツをつかむまでは、黒焦げにしてしまうことが多々ありました。

コツはいろいろあるのだけど、その一つは、
七厘にくべる炭は少なくていいということです。
料理屋さんのようにいっぱいくべると、炎が上がりやすくなります。
どのくらい?と言われても、炭の大きさとか火力で違ってくるので、
残念ながら失敗しながら覚えていくしかないかな。

七厘とか火鉢とか薪ストーブは、炊飯器やエアコンのように
スイッチ一つで良くしてくれる家電とは対極のコンセプトに基づいて成り立っているものなので、
自由に使いこなすには稽古がいります。
「使いこなすには稽古がいるのだ」と初めからそのつもりで関われば、長くお付き合いできると思います。

自分が稽古して身につけた技術によって、
肉や魚を美味しく食べられるようになる。
だから、この稽古は、私たちにとって、とても嬉しく楽しいことでした。
生活のなかに機械任せではなく「稽古」をする余地があると、
暮らしが手ごたえのある実感のともなったものになります。

そういえば、
「生活空間を快適な環境にすればするほど、生きている実感は失われていく」
とこの頃よく考えますね。

幸田文がお父様である幸田露伴から生活技術を教えてもらう様を描いた文章を読むと
稽古が人を作っていたんだなぁと思います。


うちは風呂焚きも薪なのですが、風呂焚きに使う薪は山で枯れ木を拾って使っています。
木の種類や枯れ具合で火力が一本一本違うし、季節によって水の温度が違うので
時々見当が外れて、沸騰するような熱湯になってしまいます。
まだまだ稽古不足です。


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岩牡蠣の季節です。
貝類を焼くときは、ガンガン炭を熾して大丈夫です。
稽古はいりません。
でも、牡蠣の口を開ける稽古をしなくてはなりません。






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by binchosan | 2016-07-09 20:57 | 炭・七輪・火鉢・薪ストーブ | Comments(0)