田んぼや畑で作物を作るときに虫をたくさん殺してしまう、その虫たちのための供養ということで
本来は田畑に立てておくものらしいですが、
うちで一番多く虫を殺すのは家なので、
(人間は蚊をバチバチ叩いて殺す、猫は虫をおやつに食べる)
よしずにつけました。
さて話は大きく変わり、
チェンソー目立て台をだいぶ前になりますが、改良しました。
斜辺を段差のあるカットにしました。
段の部分は下辺と平行です。
・・・・それにしても、随分汚くなったなあ。
段差の部分にバイスをセット。、
右カッターを研ぐときにチェンソーが軽トラのあおりと
平行にセッティングできるようにしました。
かなり研ぎやすくなりました。
親指で下方向に力をかける。
左カッターのセッティングは今までどおり。
親指で下方向に力をかける。
ファイルの性能をできる限り引き出すという視点で考えると、以下のような結論になりました。
①下方向に力を入れることだけを考える。 ②デプスの高さが横刃の形を決めてしまう。
ソーチェンを研ぐときは、「横方向7、下方向3の割合で力を入れて研ぐ」と一般的に言われてますが、 ファイルを使って研ぐときは、「下方向にしっかり押し付けて研げば、横刃は勝手に研げる」と実感しています。
①については、ファイルを使っていれば、下方にだけ力を入れて研いでも、フックになってしまうということはありえません。下方にだけ力を入れて研いでいくと、そのうちにファイルがデプスと上刃にのる状態になります。そうすると、その上をすべるような感覚になってきます。このとき、研いでいるのは横刃だけになります。このとき横刃の形は、ファイルの設計上の理想の形になっているはずです。
逆に、下方向だけに力を入れて研いでいて、丸やすりだけで研ぐときと同じような抵抗があるときは、まだ下方向が研ぎきれてないので、バックスロープの状態になっているはずです。
そこで②ですが、大事なのはデプスの高さです。
今までの話はデプスが適切な状態に調整されていることを前提にしたお話でした。
デプスが高いままファイルを使うと、下方向に力を入れて研いでいって、ファイルが滑っているような感覚を得るような状態になっても、バックスロープにしか研げていません。逆に、デプスを落としすぎた状態で、ファイルを使って研ぐとフックに研げてしまいます。
つまり、デプスの高さが、横刃の形を決めてしまうということです。
そこで、ファイルを使うときは、、まずデプスの高さを調整してから、ファイルを使って研いだほうが良いです。
「チェンソー ソーチェン 切れない」で検索してくる方も、①と②に注意して研げば、そこそこ切れる刃ができると思います。
慣れてきたら、親指の腹で横方向にも微妙に力を入れるとさらに良いです。
それでも一番に意識しなくてはならないのは、しっかりと下方向に力を入れ続けることです。
また、上級編としては、デプスの高さをほんの少し高くして、
バックスロープ気味に研いで長切れする刃に研ぐということもできます。
このときは、デプスゲージの裏にセロテープを張るとよいでしょう。
セロテープの厚み分デプスが高くなります。
ちなみにセロテープの厚みは、0.05mmだそうです。