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日向の国の備長炭 奥井製炭所 紀州備長炭、土佐備長炭と並ぶ三大備長炭の産地、日向。日向の国、宮崎県の宇納間で備長炭を焼いています。お問合せは domasama8080@gmail.com

火鉢部 爆跳

先日、おじゃる様から次のような質問をいただきました。

火鉢で足し炭をする時にどうしても爆跳してしまいます。
火種の周りで温めておいてから徐々に距離を縮めているんですが…
灰に被せて居ながら灰と共にぶっ飛ぶ事も…

これは本当にお困りだと思います。


火鉢部 炭の継ぎ方」で書きましたが、爆跳を防ぐためには、備長炭を急加熱させないようにします。
おじゃる様はちゃんとそうしておられるのに、なぜ爆跳してしまうのか。
もしかしたら、炭自体に原因があるのかもしれません。
どう手を尽くしてみたところで爆跳する炭、というのがあるのです。
同じ時に窯出しした炭でも、これは爆跳した、これは爆跳しなかった、という具合で、見ただけではわかりません。
燃やしてみないとわからないのです。困ったことに。
炭に火が完全に回ってしまえば、もう爆跳することはないのですが。


ただ、見ただけでわかる場合もあります。
例えば、割物のほうが丸物より爆跳しやすい、ということが経験則として言われています。
丸物が爆跳しないというわけではないです。
どちらかというと、という話です。

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左の2つが割物、右端が丸物の炭です。
太い原木は、2つとか4つとかに割ってから炭に焼くのです。



下の写真のような炭(炭窯の天井に近い部分はこのような形状になることが多い)は、火付きが良いので好まれる方もいらっしゃいますが、上の写真の炭よりは爆跳しやすいです。
f0289033_20373635.jpg


それから、下の写真のように、バリがあると爆跳しやすいです。こちらはかなりの確率で爆跳すると思います。

f0289033_19425249.jpg


爆跳を絶対に避けたいのであれば、備長炭以外の炭をお使いになるしかありません。
例えば、黒炭とか炭団とか。
それもひとつの選択だと思います。
うちは備長炭を生産しているので、備長炭を多く使っているけれども、実際のところ黒炭も炭団も大好きです。


(妻)






by binchosan | 2016-12-09 20:55 | 炭・七輪・火鉢・薪ストーブ