日向の国の備長炭 奥井製炭所 紀州備長炭、土佐備長炭と並ぶ三大備長炭の産地、日向。日向の国、宮崎県の宇納間で備長炭を焼いています。お問合せは domasama8080@gmail.com

黙々

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このあいだ出した炭はあんまり良くなかった。
炭が良くないと、窯出しの手間は増えるし、炭切りの手間も増えるのに、収入は少なくなる。
炭が良いと、窯出しも炭切りも楽で収入は多くなるから、「炭が良いと窯出しが楽しくて楽しくて全然疲れない」と言う人がいるけど、私はそんなふうに思ったことはない。
良くても良くなくても窯出しは疲れる。
でも炭切りは、炭が良くないと疲れが2倍にも3倍にもなる。
うまいこと疲れをためないようにためないように、黙々と炭を切る毎日。


(妻)





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Commented by AritoMaekawa at 2018-04-09 12:26
こんにちは。教えてください。
炭が良くないと炭切りの手間が増える、というのはどういう意味でしょうか?
炭が柔らかくて綺麗に割れないってことでしょうか?
Commented by binchosan at 2018-04-09 20:36
AritoMaekawa 様
こんにちわ。お久しぶりです。ご質問をありがとうございます。
炭が良くないというのは、例えば、ポキポキ折れやすいとか、肌が汚いとか、ヒビがひどいとか・・・です。
うちはナタ(または斧)で炭を切っているのですが、折れやすい炭の場合、1か所叩いただけで、ボロボロっと数個に割れて、辺りに散らばってしまいます。それらをかき集めて、また規格に合わせて切ります。
ヒビがひどい炭の場合は、叩くとバラバラになって、散らばります。こちらもまたそれらをかき集めて、規格に合わせて切ります。
炭が良ければ、一叩きして規格通りの長さに切れた炭をコンテナに移すだけですむところなのです。

Commented by AritoMaekawa at 2018-04-11 11:32
ご回答ありがとうございます。やっぱりそういう炭ができることがあるんですね。
そういう白炭を二級品として購入したことがありますが、爆ぜることが多くて困りました。
Commented by binchosan at 2018-04-11 20:22
AritoMaekawaさん
季節や天候、原木の太さ、癖など、毎回異なりますから、毎回、窯の状態を見ながら、微調整をして焼いていくのですが、うまくいくこともあり、うまくいかないこともあり・・・
うまくいかなかったとしても、お客様のお手元に届く炭は、毎回同じような感じでお出しできるよう、炭切の作業で按配していきます。
按配するためには炭をじっと観察する時間が必要なので、そのせいもあって炭が良くない場合、炭切に時間がかかってしまうのです。
お客様にはお渡しできないなと判断した炭は、風呂の焚き物に回します。
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by binchosan | 2018-04-05 19:54 | 窯仕事 | Comments(4)